さくらウェブ・S design・さくらマーケティングの3ブランドを展開する関西・奈良拠点のさくらグループ

フォントのアウトライン化とは、文字情報を図形化することです。
自分で作成したデータを持ち込む時、フォントのアウトライン化をしておくことによって、フォントがない場合に発生する「文字化け」「文字の位置がずれる」などの問題を回避することができます。
手順は、まず、レイヤーのロックを解除し、印刷に不必要なレイヤーがあれば削除します。

メニューから「選択」→「すべてを選択」を選択します。（もしくはMac:Commandキー＋「A」／Windows:Ctrlキー＋「A」）
そのオブジェクトがすべて選択された状態のままメニューから「書式」→「アウトラインを作成」を選択すると、フォントのアウトライン化が行われます。
「アウトラインを作成」を選択する際、フォント以外のオブジェクトを選択していてもOKです。
メニューから「ウインドウ」→「ドキュメント情報」を選択すると出てくるドキュメント情報パネル（パレット）のメニューで「選択内容のみ」にチェックが入っていない状態で「フォント」を選択します。
この状態で左の情報が「なし」になっていればOKです。
フォントの情報が残っていると、左側の部分にフォント名が表示されます。

ここが重要！

フォントのアウトライン化を行った場合、元のデータと違う名前で保存するようにしましょう。

《例》アウトライン化する前のデータ：○○○○.ai
　　　アウトライン化した後のデータ：○○○○_ol.ai(ol＝outlineの略)

アウトライン化を行った後は文字が図形化され、文字の修正ができないため編集できるデータを残しておくためです。

<<　文字の最小サイズ　｜　このページのTOPへ　｜　トンボ　>>
▲お役立ちコンテンツTOP