ネットワークにつながれたコンピュータにおいて、「手元のコンピュータにある」の意味。対義語は「リモート(remote)」で、「ネットワークの向こうのコンピュータにある」を意味します。例えば、「ローカルディスク」はユーザが現在使っているコンピュータに直接接続されているハードディスクなどの外部記憶装置を意味し、「ローカルファイル」はその中に保存されているファイルのことを指します。
コンピュータの利用状況やデータ通信の記録を取ること、また、その記録。操作やデータの送受信が行われた日時と、行われた操作の内容や送受信されたデータの中身などが記録されています。
自分の身元情報に基づいて利用していたコンピュータに、通信の切断や利用終了を申請すること。逆に、コンピュータに自分の身元を示す情報を入力し、接続や利用開始を申請することを「ログイン(login)」あるいは「ログオン(logon)」といいます。「ログオフ」と「ログアウト」は一般的には同じ意味だが、ネットワーク関連やUNIX系システムなどでは「ログアウト」という言葉が好まれ、Microsoft社は「ログオフ」を好んで使います。
コンピュータに自分の身元を示す情報を入力し、接続や利用開始を申請すること。コンピュータの保管している身元情報に一致すると、あらかじめ決められた権限に基づいてそのコンピュータを利用することができます。一般的にはユーザ名(ID)とパスワードを入力して行い、逆に、接続を切ったり利用を終了する操作を「ログオフ」(logoff)あるいは「ログアウト」(logout)といいます。「ログイン」と「ログオン」は一般的には同じ意味だが、ネットワーク関連やUNIX系システムなどでは「ログイン」という言葉が好まれ、Microsoft社は「ログオン」を好んで使います。
コンピュータの利用状況やプログラムの実行状況、データ通信の送受信状況などを記録したファイル。OSやアプリケーションソフトなどが作成するもので、一般的には日時と出来事を発生した順に記録していきます。記録する内容はソフトウェアの種類によって様々ですが、多くの場合、利用者の操作の状況や、障害や不具合、警告などの発生状況、送受信したデータの種類などを記録します。
位置、場所、配置、立地、撮影地、所在地などの意味を持つ英単語で、ITの分野では、GPSなどで測量したコンピュータの現在地を示す位置情報(緯度や経度など)のことを「ジオロケーション(geolocation)」あるいは略してロケーションといいます。また、記憶装置やネットワークなどの中で特定のデータなどの所在を示す情報のことをロケーションということがあります。
サーチエンジンの一種で、専用のアプリケーションソフトがインターネット上のWebサイトを自動的に巡回してデータを収集するタイプのもの。データを収集するソフトウェアをロボットと呼び、人手でサイトの「索引」を構築するディレクトリ型にない特徴として、各Webサイト内を指定したキーワードなどの検索条件にしたがって全文検索することが可能です。ロボットは人間と違って各サイトやページに書かれている内容の意味や相互の関連までは把握できないため、ディレクトリ型サイトに掲載されているようなサイトの分類や要約などを生成することはできません。最近ではソフトウェア技術の進歩により、ロボット型でもサイト間の相互の関連性を利用した検索結果の重み付けを行ったり、内容をベースに自動的に関連のあるもの同士を結び付けて分類を行ったりするものも登場するようになりました。