相互リンクとは、お互いのサイトへリンクを設置し合う事を言います。お互いにリンクをする事で、相手のウェブサイトから誘導されて自サイトへ訪問してくれるユーザーも増え、多くのサイトと相互リンクを行うことによって検索エンジンにもヒットしやすくなるというメリットがあります。あらゆる検索エンジンが、検索上位表示の外的要因の判断基準といているのは、リンクの質と量です。GoogleのPageRankでは、同じHPであってもページごとにPageRankは評価が異なり、質の高いページからリンクされる事により、検索エンジンに上位表示される効果が高まります。
ハードディスクなどでファイルやフォルダの所在を示す文字列(パス)の表記法の一つで、起点となる現在位置から、目的のファイルやフォルダまでの道筋を記述する方式。これに対し、装置内の最上位階層から目的のファイルやフォルダまでのすべての道筋を記述する方式を「絶対パス」といいます。起点となるフォルダを「.」で、上位フォルダを「..」であらわし、例えば「../../sakura.txt」という記述は、現在のフォルダの2階層上位にあるフォルダの中にある「sakura.txt」というファイルを指します。区切り記号はUNIX系のOSでは「/(スラッシュ)」を、MS-DOSやWindowsでは「\(欧米ではバックスラッシュ「\」)」を使います。
SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の加入者に向けて提供されるオンラインゲーム。また、それらと多くの特徴を共有するがSNSとは独立にスマートフォンアプリなどとして提供されるゲーム作品も含める場合があります。SNSのシステムが提供する機能を利用して開発されるもので、そのSNSの加入者であればSNSを閲覧するのと同じ環境(Webブラウザ等)があれば遊ぶことが可能です。多くのゲームは参加するのは無料で、ゲームを有利に進めることができる追加要素・機能などを課金システムによって購入します。SNSの特徴を生かして他のプレイヤーとのコミュニケーションや競争・協力などの要素を盛り込んだ作品が多く、ヘビーユーザは他のプレイヤーより優位に立ったり頼りにされるためにより多くの要素を購入する傾向があります。また、日常の細切れの時間に携帯電話やスマートフォンの狭い画面で快適に遊べるよう、くじ引きやカード集め、絵合わせなどを模したゲームシステムを中心に据える作品が多く、珍しい要素を引き当てるために高額の課金をしてしまう利用者もいます。日本では2006~2007年頃から普及が進んだ、GREE(グリー)とMobage(モバゲー、当時はモバゲータウン)のソーシャルゲームが有名で、両社ともゲームに特化したサイト作りを進めているため、一般的な意味でのSNSの機能はもはやほとんど失われており、世界的には2007年から提供が始まったFacebook上のソーシャルゲームに人気があります。
人と人とのつながりを促進・サポートする、コミュニティ型のWebサイト。友人・知人間のコミュニケーションを円滑にする手段や場を提供したり、趣味や嗜好、居住地域、出身校、あるいは「友人の友人」といったつながりを通じて新たな人間関係を構築する場を提供する、会員制のサービスのことで、最近では誰も自由に登録できるサービスも増えています。SNSには、自分のプロフィールや写真を会員に公開する機能や、互いにメールアドレスを知られること無く別の会員にメッセージを送る機能、新しくできた「友人」を登録するアドレス帳、友人に別の友人を紹介する機能、会員や友人のみに公開範囲を制限できる日記帳、趣味や地域などテーマを決めて掲示板などで交流できるコミュニティ機能、予定や友人の誕生日などを書き込めるカレンダーなどの機能で構成されています。有料のサービスもあるが、多くは無料のサービスとなっており、サイト内に掲載される広告や、友人に本やCDなどの商品を推薦する機能を設け、そこから上がる売上の一部を紹介料として徴収するという収益モデルになっています。
Webサイトのアクセス向上策の一つ。ブログや掲示板(BBS)、SNSといったユーザが情報を発信するCGM系のソーシャルメディアでの認知度や評判を高め、サイトへのアクセスや評価を向上させることで、Ogilvy Public Relations社のRohit Bhargava氏が提唱した概念のことを表します。人々はますます多くの時間をCGM系サイトでのコミュニケーションや情報発信に費やしており、そこでのサイトの評判や存在感がアクセス動向に大きな影響を与えるようになっているため、SEOなどの従来型の対策と併せてSMOを意識することが重要になっています。同氏はSMO実現のために5つのルールを守るべきと提案しており、「リンクしやすくする」「ブックマークやタグ付けをしやすくする」「リンクに対して褒章を与える(リンク元リストやトラックバックリストを表示する)」「コンテンツをWebの外に持ち出しやすくするため音声やPDFなども置いておく」「コンテンツを外部のサービスを組み合わせるマッシュアップを奨励する」の5つです。
源、起源、情報源、発信源、原典、出典、転送元、複製元、水源、光源、音源などの意味を持つ英単語で、データやファイルなどを転送、変換、複製などする際に、元となる側をソースということがあり、対象の種類によって「データソース」「ソースファイル」などのように表記する場合もあります。人間がプログラミング言語を用いて記述したコンピュータプログラムのことを「ソースコード(source code)」または「ソースプログラム(source program)」といい、ニュースや情報の発信源、原典のことを情報ソース、ニュースソースの略でソースということがあります。
狭義にはコンピュータプログラムとほぼ同じ意味で、コンピュータを動作させる手順・命令をコンピュータが理解できる形式で記述したもの。「SW」「S/W」などの略号で示されることもあります。コンピュータを構成する電子回路や周辺機器などの物理的実体をハードウェアと呼ぶのに対して、形を持たない手順や命令などをソフトウェアと呼びます。広義にはコンピュータが扱うプログラム以外のデータを含めてソフトウェアと呼ぶ場合もあり、その役割によって基本ソフトウェア(オペレーティングシステム)とアプリケーションソフトに大別されます。WindowsやMac OS、UNIXなどは前者にあたり、ワープロソフトや表計算ソフトなどは後者に分類されます。
業務上の問題点の解決や要求の実現を行うための情報システム。専門の業者が顧客の要望に応じてシステムの設計を行い、ハードウェア、ソフトウェア、通信回線、サポート人員など、必要となるあらゆる要素を組み合わせて提供するもののことをいいます。意味の広い用語なので、「カスタマイズされた製品」とか「複数の製品を組み合わせたパッケージ商品」などの意味で用いられることもあります。ソリューションの構築を請け負う業者のことを「システムインテグレータ」「システムプロバイダ」「ソリューションプロバイダ」「ソリューションベンダ」などと呼びます。