本に似た薄い形状の持ち運びが容易なパソコン製品で、2枚の板状の部品を重ねた構造になっており、片方が液晶ディスプレイに、片方がキーボードになっています。CPUやRAM、ハードディスクなどの主要部品はキーボードの下に収納され、側面や背面に拡張ポートや電源などの端子が配されていあす。ノートパソコンの大きさや重さには様々なバリエーションがあり、主な用途も少しずつ異なります。A4版サイズ以上の大きな製品は画面も広く、CD-ROMドライブなどの周辺機器も充実しており、各部品の性能も高いことが多いが、重量が2~3kgと重く、頻繁に持ち運んで利用する用途には向かず、主に企業や家庭などで省スペースの個人用パソコンとしてデスクトップパソコンの代わりに据え置きで利用します。B5版サイズ前後の製品は画面やキーボードが狭く、筐体サイズの制約から光学ドライブを搭載していない製品が多いなど、長時間の使用には適しませんが、小さくて軽く、持ち運びに適しているため、パワーユーザが外出時に携行する「2台目」用途などで利用します。筐体の薄さやバッテリー持続時間を追求した製品が多いのもこのカテゴリの製品の特徴です。近年では、さらに小型の手のひらサイズの廉価なノートパソコンの人気が高まっており、「ネットブック」などと呼ばれ、Web閲覧やメールの送受信といった基本的なインターネット利用を主目的にしており、画面サイズ10インチ程度以下、重量数百グラムの製品カテゴリにあたります。性能を抑えて内蔵ソフトも最低限に絞るなどの「割り切り」により、価格を数万円台と極めて安価に抑えているのが特徴です。
Symantec(シマンテック)社の基幹製品であり、最も一般的なウイルス対策ソフトの一つ。1990年に誕生して以来、世界中の10億を超える人がこれを使用しています。初期版はそれまでのソフトを集約したものであり、1994年にシマンテック社が買収したCentral Point Anti-Virus(CPAV)から多く取られおり、CPAVはマイクロソフト社のウイルス対策ツールにも統合されました。NAVは広く受け入れられているにもかかわらず、一部のコンピューター・ファンの間で、動作が遅いとか、効果がないとか、アンインストールが難しいというような否定的評価もありますが、NAVをウイルス対策の分野で上位ランクにおく専門家もいるなど、様々な意見があります。LiveUpdate機能により、ウイルス定義が日々更新され、NAVがさらに多くのウイルスを検出できるようになっています。更新するためにユーザーは有効期限を更新する必要があり、最初の有効期限は製品に付いていて、一年間継続して使うことができます。ただし試用版では90日間です。ユーザーは無料で更新プログラムをインストールできますが、ユーザーの利用期限が切れると、利用期限を更新するか、新しい利用期限を含む新版のNAVを購入しないと、ウイルス定義の更新をダウンロードすることができなくなります。
CRTディスプレイの表面に施された反射防止処理で、照明などの映り込み(グレア)を少なくすることによって表示を見やすくして眼の疲れを軽減します。表面に凹凸をつけて反射光を散乱させるシリカコーティング、光の干渉を利用するARコーティングなどの方式がありましす。