光ファイバーを用いて光信号で情報の送受信を行なう通信回線のことで、コンピュータなどの情報機器との接続には電気信号との変換装置を介して接続します。長距離間で大容量のデータ通信が可能なことから銅線などの回線に代わって通信事業者の基幹回線などから普及し始めました。近年ではNTTグループなどが光回線による家庭向けの通信サービスを提供しており、インターネットへの接続や音声通話、テレビの映像信号の配信など様々な用途に使われています。
デジタル画像やディスプレイ装置などを構成する単位である、色のついた点、また、その数を表す単位で単位として用いる場合には“px”と略記されます。デジタル画像は正方形(まれに長方形)のピクセルを規則正しく縦横に並べることで一枚の画像を表現します。ソフトウェアによっては、色だけでなく奥行きや透明度などの様々な情報が与える場合もあります。ピクセルの概念を3次元に拡張したものはボクセル、テクスチャ画像でのピクセルはテクセルと呼ばれます。
忙しい、慌ただしい、賑わっている、活動的な、塞がっている、使用中である、などの意味を持つ英単語で、コンピュータや通信回線、実行中のソフトウェアなどの状態を表す用語の一つ。現在、能力の限界まで使用されており、新たな利用の受付などができない状態であることを意味します。
コンピュータが扱う情報の最小単位。「binary digit」を略したものが語源と言われています。2つの選択肢から1つを特定するのに必要な情報量が1ビットで、一般に、nビットの情報量では2のn乗個までの選択肢からなる情報を表現することができます。例えば、アルファベット26文字を表現するのに必要な情報量は5ビット(16<26<32なため)になります。
アメリカの大手コンピュータメーカー。パソコンやサーバ、プリンタ、携帯情報端末、および関連するソフトウェアなどの開発・製造・販売が主な事業で、近年ではネットワーク機器やITサービスなどにも力を入れています。1939年にスタンフォード大学卒業生のWilliam Hewlett氏とDavid Packard氏がカリフォルニア州パロアルトのガレージで創業しました。いわゆる「シリコンバレー」成立の大きなきっかけの一つとなった企業としても知られています。日本では、HPは「ホームページ」の省略形として使われる場合がありますが、英語圏では「HP」は米国のコンピュータ製品企業、ヒューレット・パッカード社の省略名や、馬力を意味するhorsepowerの略語として定着しており、「ホームページ」としても、「ウェブページ」の意味としても通じない場合があります。外国人が読むと思われる文章を書く場合には、本来の意味に応じて「website(ウェブサイト)」、「webpage」と明確に記載することが推奨されます。