ファイルなどの実体を別の名前で参照するためのシンボルといった意味で使われ、Mac OSでは、よく使うファイルやフォルダの分身を別のデスクトップなどに置き、すぐに参照できるようにする機能をエイリアスといいます。エイリアスを削除しても本体には何の影響もなく、エイリアスはいくつでも作成でき、どこに置いてもよいとされ、Windowsでは同様の機能をショートカットといいます。 メールサーバでメールアドレスに別名をつける機能をエイリアスという。一つのメールボックスを複数のアドレスで共有し、どのアドレスに送っても同じ人に届くよう設定できる。個人名のアドレスにその人の役職名のアドレスを付ける場合などに利用される。
Windowsが内蔵しているファイルやフォルダを管理するツールで、コンピュータが内蔵するハードディスクやCD-ROMドライブ、フロッピーディスクドライブなどが一覧表示され、ファイルやフォルダの生成や削除、移動、コピーなどを行うことが可能です。ファイルやフォルダなどはアイコンで表示され、初心者でも扱いやすいようになっています。
他のアプリケーションソフトが解釈できる形式でファイルを保存する機能で、同じ分野の違う製品を使っている仲間にファイルを渡す必要がある場合などに用います。ワープロソフトなどではこの機能が充実しており、最近のソフトは有名な競合製品のほとんどの形式に対応したエクスポート機能を備えています。これに対し、他のアプリケーションソフトの形式で作られたファイルを読み込んで自らが扱える形式に変換する機能は「インポート」といいます。
Microsoft社の表計算ソフトで、Microsoft Officeの一部として提供されています。Officeに含まれる他の製品と緊密に連携していて、Microsoft Excelはデータ分析に特化しており、マクロ作成機能と合わせて、企業などにおける複雑なデータの処理を行うのに適した構造となっています。また、セル内でのふりがな表記や文字の回転など、データを直接見ることを前提としたデザイン面の強化も図られています。
データの編集を行うためのアプリケーションソフトで、特定の形式のデータをファイルやその他の情報源から読み込み、ユーザのキーボードやマウスの操作によって編集・加工し、ファイルなどに保存することができるソフトのことをいいます。編集できるデータの種類により、「テキストエディタ」「HTMLエディタ」「バイナリエディタ」など様々な種類があります。データの閲覧のみが可能で編集機能が無いソフトのことは「ビューワ」「ブラウザ」などと呼びます。
1993年に設立されたアメリカの大手半導体メーカー。本社はカリフォルニア州サンタクララで、パソコン向けのグラフィックチップやチップセットなどを開発・製造しています。社名の由来は「予見する」などを意味する "envision" から来ています。
あるシステム上で他のOSやCPUの機能を再現し、そのOS(CPU)向けのアプリケーションソフトを動作させるソフトウェアで、エミュレータを使って他のOSやCPU向けのアプリケーションソフトを実行することをエミュレーション(emulation)といいます。エミュレータはターゲットとなるOSの機能(API)やCPUの命令を再現することによって、そのOS(CPU)向けアプリケーションソフトを動作させます。たとえば、Macintosh上でWindowsの機能を再現し、Windowsアプリケーションソフトを動作させるソフトウェアなどがあります。
誤り、間違い、過失、勘違い、誤差などの意味を持つ英単語で、実行中のコンピュータプログラムが正常に処理を続行できなくなるような致命的な問題・事態のことをいい、そのような事態が発生したために実行中のプログラムを中断・終了させたりします。プログラムの記述に誤り(バグ)がある場合や、利用者が与えたデータの内容や量がプログラムの設計者の想定外だった場合、装置が故障した場合などに起きることがあります。