XAMPP

非営利団体のApache Friendsが提供している、Webサーバデータベース管理ソフト、スクリプト言語環境などを一つにまとめたパッケージソフト。Linux版、Windows版、Mac OS X版、Solaris版が開発されており、Apache FriendsのWebサイトで公開されています。XAMPPはWebサーバソフトのApache Web Server、データベース管理ソフトのMySQL、Webページを動的に生成する拡張機能のPHP、スクリプト言語のPerlの4つを一つのパッケージにまとめ、一括でインストールできるようにしたもので、4つはいずれもフリーソフトウェアであり、XAMPP自体もフリーソフトウェアとして公開されています。XAMPPにはこれら4つのほかに、FTPサーバやSSLライブラリなど関連するソフトウェアも含まれています。パッケージをダウンロードしてインストーラを実行するだけで、すぐに動作する環境を構築することができます。

XHTML【Extensible HyperText Markup Language】

Webページを記述するためによく使われるHTMLを、XMLに適合するように定義し直したマークアップ言語で、W3Cが仕様策定を行っています。もともとHTMLはXMLの親にあたるSGMLから派生した言語で、Webブラウザメーカー主導で独自の拡張が続いてきました。このため、HTMLはXMLとは一部整合性を欠く言語仕様となっているが、両者の違いはある程度吸収できる範囲のものであるため、従来のWebブラウザでも問題なく見られ、かつXMLに準拠した文書を作成する言語仕様としてXHTMLが作成されました。XHTMLの各バージョンに共通したHTMLとの違いをいくつかあげると、タグ名がすべて小文字に統一され、XMLベースの他の言語による記述を埋め込むことができる上、終了タグをもたず単独で使用される「
」などのタグを「
」ないし「
」と表記する、などがあります。

XML【Extensible Markup Language】

文書やデータの意味や構造を記述するためのマークアップ言語の一つ。マークアップ言語とは、「タグ」と呼ばれる特定の文字列で地の文に情報の意味や構造、装飾などを埋め込んでいく言語のことで、XMLはユーザが独自のタグを指定できることから、マークアップ言語を作成するためのメタ言語とも言われます。XMLにより統一的な記法を用いながら独自の意味や構造を持ったマークアップ言語を作成することができるため、ソフトウェア間の通信・情報交換に用いるデータ形式や、様々な種類のデータを保存するためのファイルフォーマットなどの定義に使われています。XMLを様々な場面で利用しやすいよう、関連技術の規格も数多く存在します。文書を表示する際の書式や装飾などを指定するXSL、ハイパーリンク機能を実現するXLink/XPointer、XMLベースの言語の仕様を記述するためのスキーマ言語であるXML SchemaやRELAX、XMLをプログラムで利用するためのAPIであるDOMやSAXなどです。

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