Japanese domain name【日本語ドメイン名

日本語ドメイン名参照

Java

Sun Microsystems社が開発したプログラミング言語C言語に似た表記法を採用しているが、既存の言語の欠点を踏まえて一から設計された言語であり、最初からオブジェクト指向性を備えている点が大きな特徴です。強力なセキュリティ機構や豊富なネットワーク関連の機能が標準で用意されており、ネットワーク環境で利用されることを強く意識した仕様になっています。Javaで開発されたソフトウェアは特定のOSやマイクロプロセッサに依存することなく、基本的にはどのようなプラットフォームでも動作します。その反面、標準ではどのプラットフォームでも実現できる最大公約数的な機能しか利用できないため、プラットフォーム固有の機能を利用する用途には不向きです。Javaで記述されたソースコードは、コンパイル時にJavaバイトコードと呼ばれる中間コードにいったん変換され、ソフトウェアはバイトコードの状態で配布され、実行時にはJava仮想マシン(JVM)と呼ばれるソフトウェアによって、実行するプラットフォームに対応した形式(ネイティブコード)に変換され、実行されます。プラットフォーム間の違いはJava仮想マシンが吸収するため、開発時にはプラットフォームの違いを意識しなくてよいが、ネイティブコードへの変換には時間やメモリ領域が余計に必要となるため、速度やメモリ容量がシビアな用途には不向きです。

JavaScript【JS】

Sun Microsystems社とNetscape Communications社が開発した、Webブラウザなどでの利用に適したスクリプト言語(簡易プログラミング言語)。Sun社のJava言語に似た記法を用いることが名称の由来だが、直接の互換性はありません。従来は印刷物のような静的な表現しかできなかったWebページに、動きや対話性を付加することを目的に開発され、主要なWebブラウザのほとんどに搭載されています。ブラウザ以外のソフトウェアにも簡易な制御プログラムの記述用言語として移植されており、Microsoft社のWindowsやWebサーバソフト「IIS」、Macromedia社の「Flash」などに、JavaScriptあるいは類似の言語の処理系が内蔵されています。各社の実装に微妙な違いがあり、ブラウザによって使えない機能があったり同じプログラムでも挙動が異なったりする問題があったため、ヨーロッパの標準化団体ECMAがソフトウェアメーカーに呼びかけて、通称「ECMAScript」と呼ばれる標準を発行し、現在では、ECMAScript準拠の処理系をJavaScriptと呼び、独自の拡張を施したJavaScriptには独自の名称を付ける(Microsoft社は「JScript」、Macromedia社は「ActionScript」)習慣が定着しつつあります。

JPEG【Joint Photographic Experts Group】

静止画像データの圧縮方式の一つで、ISOにより設置された専門家組織の名称がそのまま使われています。圧縮の際に、若干の画質劣化を許容する(一部のデータを切り捨てる)方式と、まったく劣化のない方式を選ぶことができ、許容する場合はどの程度劣化させるかを指定することができます。方式によりばらつきはあるが、圧縮率はおおむね1/10~1/100程度で、写真などの自然画の圧縮には効果的だが、コンピュータグラフィックスには不向きです。JPEG画像をつなぎ合わせて動画にした方式をMotion-JPEGといい、JPEGはGIFと異なり、どこの会社にも特許などの使用料を払う必要がない画像形式だとされていたが、2002年7月にForgent社が突然特許権の保持を宣言し(いわゆるサブマリン特許)、使用料の請求を開始して論議を呼んだ。

jQuery

オープンソースのJavaScriptライブラリの一つ。2006年1月にJohn Resig氏が最初のバージョンを公開し、現在は有志プログラマによる開発者集団「jQuery Team」が開発・メンテナンスしています。jQueryはシンプルなコードでWebページに効果やアニメーション、ユーザインターフェース要素などを追加でき、Ajaxによる通信も容易に実装できるほか、様々な機能を実現する豊富な対応プラグインが公開されています。jQueryは独特の記法を使い、複数の処理を容易に組み合わせられるようになっています。jQueryでは機能のほとんどは「$」あるいは「jQuery」という名前のオブジェクトのメソッドとして定義されています。最初に$関数でHTML内の操作したい要素を指定すると、その要素を内部に持つjQueryオブジェクトが返され、これに実行したいメソッドを指定すると、返り値として同じ要素を持つ処理済みのjQueryオブジェクトが返されます。さらに何か処理したい場合には続けてメソッドを指定することで、$( HTML要素指定 ).処理1().処理2().処理3()…; のように数珠つなぎに処理を記述していくことが可能です。

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