迷惑メール

ユーザの同意なしに勝手に送られてくる、主に宣伝目的の電子メールで、インターネット上でよく知られている「スパム(SPAM)」と同じ意味で、SPAMの訳語として定着しつつあります。インターネットを経由する電子メールは送信にほとんど費用がかからないため、インターネット上の掲示板やホームページなどからメールアドレスを収集し、なりふり構わず大量にメールを送信する業者が多数存在し、迷惑メール自体はインターネット上で数年前から存在しており、インターネットユーザの非難の的となっています。迷惑メールは日本だけの現象ではなく、海外でも同じような問題が発生しているほか、世界中のメールアドレスに向けて迷惑メールを送信する業者もおり、送信元を偽装したり、送信を拒否する方法を用意しなかったり、送信拒否の手続きに見せかけて個人情報を収集したり会員リストに登録したりするなどの悪質な手段を使っている業者も多く存在します。

メインボード【main board】【マザーボード

マザーボード参照

メインメモリ【main memory】【主記憶装置

主記憶装置参照

メールアカウント【mail account】

メールサーバアクセスするための使用権のこと。メールサーバ上でメールアドレスを取得したユーザに与えられる権限なので、通常はメールアドレスと一対一に対応しています。メールアカウントを与えたユーザに対しては、一対のユーザIDとパスワードを割り当て、メールサーバ上に受信メールを保存するためのメールボックスを用意します。これにより、そのサーバ上でメールの送受信ができるようになります。メールサーバを利用する時のIDをメールアカウントということもあり、大抵はメールアドレスの「@」より前の部分がIDとなっています。

メールサーバ【mail server】

インターネット上に常に接続され、自ネットワーク内のユーザの電子メールの送信や受信を行うコンピュータ。他ネットワークのユーザに電子メールを送信するSMTPサーバと、自ネットワーク内のユーザあてに送られてきた電子メールを保管し、ユーザからの受信要求に対応するPOP3サーバやIMAP4サーバなどを合わせた呼び方です。同じコンピュータがSMTPサーバとPOP3サーバを兼ねていることが多いため、このように呼ばれています。

メールソフト【mail software】【電子メールソフト】【メーラー】

電子メールソフト参照

メールマガジン【mail magazine】【メルマガ】

電子メールを利用して発行される雑誌。発行者が購読者に定期的にメールで情報を届けるシステムのこと。発行元に自分のメールアドレスを登録することによって、次回発行時から届くようになり、多くの場合、バックナンバー(過去の記事)はWebサイト上で取り寄せられるようになっています。有料のものと無料のものがあり、無料のものには数行の広告が入っていることが多く、発行者は企業や個人など様々です。内容も、企業による製品情報や、ニュース記事、特定の分野についての講座的な読み物、日記など、極めて多岐にわたり、企業による定期的な情報配信は世界的にも一般的であるが、個人が発行するメールマガジンが数万種に及ぶ状況は、日本のメールマガジン(メルマガ)文化に特徴的です。その理由としては、「まぐまぐ」のような、配信システムを無料で提供する事業者の存在により、個人が手軽に発行できる環境が整っている点や、インターネットの回線インフラの進歩が遅れたことから、相対的にWWWなどより電子メールの利用が先に広まり、情報メディアとして早期から注目を集めた点などがあります。

メガ【mega】

「100万倍の」を意味する英語の接頭辞で、ITの分野では、2の20乗で約105万倍を意味する場合もあります。単位の頭につけて「メガバイト」「メガbps(Mbps)」のように使用します。通常、単位の接頭辞は1000(10の3乗)倍ごとに決められており、「キロ」が1000倍、「メガ」が100万(10の6乗)倍を意味するが、情報の世界では2の倍数の方が処理しやすいため、慣用的に1024倍(2の10乗)ごとに接頭辞を付けることが多く、この命名法では1024倍がキロ、104万8576(2の20乗)倍がメガとなります。どちらの意味で使うかは文脈によって異なります。

メタタグ【metaタグ】【meta要素】

HTMLタグの一つで、そのHTML文書についての情報のうち、既存のタグでは定義されていないものの記述に用います。属性には「http-equiv」「name」「content」の3つ(HTML5では+「charset」の4つ)があり、何の情報を定義するのかを前2つのいずれかで示し、その内容をcontentフィールドに記述します。「http-equiv」はHTTPヘッダと同等(equivalent)の内容を記述するためのもので、HTTPヘッダの種類として定義されている「Content-Type」「Pragma」「Cache-Control」「Expires」「Refresh」などの内容を記述することができます。一般的な内容を定義するには「name」が用いられ、書き手が好きな項目を自由に定義することができるが、文書を受信した側のソフトウェアが対応していない内容は単に無視され、検索エンジンなどで一般的によく用いられるものとしては、ページの内容の要約を記述する「description」、文書の特徴を示すキーワードを記述する「keywords」、ロボット/クローラーの挙動を制御する「robots」、文書の著者を記述する「author」、著作権者を記述する「copyright」などがあります。

メモリ【memory】

コンピュータ内でデータやプログラムを記憶する装置。広義にはハードディスクやフロッピーディスクなどの外部記憶装置(補助記憶装置)も含むが、単に「メモリ」と言った多くの場合は、CPU(中央処理装置)が直接読み書きできるRAMやROMなどの半導体記憶装置のことを意味します。特に、RAMを利用したCPUの作業領域は主記憶装置(メインメモリ)と呼ばれ、コンピュータの性能を大きく左右する重要な装置です。

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