チェックボックス【check box】

WindowsMac OSなど、GUIの操作画面でウィンドウ内に現れる小さな正方形で、チェック記号を入れたり外したりすることにより「はい」「いいえ」などの意思表示をするのに使います。ひとつのチェックボックスはひとつの項目に対応しており、その項目に「はい」と答える場合はチェックを入れ、「いいえ」と答える場合はチェックを外して回答する方式になっています。チェックボックスは画面上では「□」のような図形で表示されており、チェックを入れると「□」の中に「レ」や「×」などの図形が現れ、マウスカーソルをボックスに合わせてマウスのボタンをクリックするとチェックが入り、もう一度クリックするとチェックが外れるようになっています。チェックボックスと似たような機能を持つスイッチにラジオボタンがあるが、ラジオボタンは複数の選択肢から1つだけを選ぶ場合に使用され、チェックボックスは複数の選択肢からあてはまるものをすべて選ぶ場合に使用される。

知的財産権【IPR】【Intellectual Property Right】

人間の知的創造活動によって生み出される、表現、アイディア、技術など実体のないものを保護するために、その考案者に与えられる権利。「無体財産権」 とも呼ばれ、日本では著作権法や特許法、知的財産基本法などの法律によって保護されています。知的財産権を大別すると、芸術活動により生み出されるものを保護する著作権、産業に関わる権利である産業財産権(工業所有権)、その他の権利に分けることができ、著作権には、著作物を保護しする著作者の権利と、音楽の演奏など、著作物の実演を行う者を保護する著作隣接権があります。産業財産権には、発明を保護する特許権、アイディアなど考案を保護する実用新案権、物品の外見的なデザインを保護する意匠権、営業上の商標を保護する商標権があります。知的財産権に含まれるその他の権利には、IC(集積回路)の設計など半導体の回路配置を保護する回路配置権、新たに品種改良された植物を保護する育成者権、企業の営業上のノウハウ、企業秘密などを保護する営業秘密権、インターネットのドメイン名を保護する権利などがあり、その他の権利は、時代の流れに従って新たに保護する必要が生じたものに対する権利で、権利の保護や行使に関する法整備が追いついていない分野も多くあります。今後も知的財産権が増える可能性があり、ソフトウェア特許などのように、新たなIT関連技術に関して権利が発生してゆく可能性があります。

チャット【chat】

コンピュータネットワークを通じてリアルタイムに文字ベースの会話を行うシステム。ある程度まとまった内容を非同期にやり取りするメールや電子掲示板などとは異なり、実際の会話のように短い文章をリアルタイムにやり取りしてコミュニケーションを行うシステムやサービスをチャットと言います。チャットは古くはパソコン通信のサービスの一つとしても提供されており、インターネット上のチャットとしては専用のクライアントを用いるIRC(Internet Relay Chat)が代表的だが、最近ではJavaアプレットなどで実装されたWebブラウザで利用できるWebチャットが一般的になってきています。参加者が集う仮想的な空間は「チャットルーム」などと呼ばれ、ネット上には多くのチャットルームが存在します。チャットルームは誰でも入れるオープンなものと、限られた顔見知りの仲間だけで利用するものがあり、チャットルームにログインすると、参加者の発言が発言者名、発言内容、発言時刻などとともに1行ずつ流れてきます。掲示板などと異なり、誰かが発言すると他の参加者の画面にすぐに反映され、リアルタイムにやり取りが行われます。発言者名にはハンドルネームが使われるのが通例となっていて、顔文字や絵文字を付け加えたり、それぞれの参加者が選んだアバターが発言者名と一緒に表示されるといった工夫を凝らしたサービスもあります。

中央揃え【センタリング】【centering】

センタリング参照

チュートリアル【tutorial】

ある製品の使用方法や機能などを解説したもの。また、そのために用いられる教材やファイルのことで、最近の市販アプリケーションソフトには操作方法を解説したチュートリアルが付属しています。最近増えているチュートリアルソフトは、指示に従って進めていくだけで基本的な操作が学べるように作られており、ソフトの操作説明がチュートリアルとしてWeb上に掲載されている例もあります。

直リンク【direct link】

Webサイト内の個別のページやファイルに向けて直に貼られるハイパーリンクで、サイトによっては他サイトからの個別ページへの直リンクを禁止している場合があります。

著作権【コピーライト】【copyright】

コピーライト参照

直帰率【bounce rate】

Webサイトアクセス指標の一つで、そのサイトの訪問者のうち、最初の一ページだけ見てすぐに別のサイトへ移動してしまった人の割合。Webページの直帰率という場合は、そのページから閲覧を開始した人のうち、他のページを見ずに去った人の割合をいいます。サイトの構成や目的にもよるため一概には言えませんが、直帰率が高い場合には各ページのナビゲーションが分かりにくく、サイト内の別のページを見る意欲が削がれているなどの原因が考えられます。似た単語に「離脱率(page exit ratio)」がありますが、これは、あるページのページビューに対する、そのページを最後に離脱した人の割合、あるいは、商品購入やサービス申し込みなどそのサイトにとっての「成果」に至らずにサイトを去った人の割合を意味します。

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